レーシックは両目に限ったことではない


レーシックは両目に限ったことではないブログ:26-2-2014


ぼくのお母さんは現在72歳、
あちこちからだにガタもきている。
色白だった肌にはシミができ、鏡を見てはため息をつく…

歯を何本か入れ歯にしたときは
「年をとるって嫌だね。こんなに醜くなって、
もう特別楽しみもないからそんなに長生きしなくていい」
というのが口癖になった。

ある日のこと、
ぼくの友達が家に来て、
お母さんの作ったチーズケーキを食べながら歓談した。

友達が
「おばさん、本当にスナック菓子作りが上手ですよね。
スナック菓子作り教室なんて開いたらいいのに」
と冗談めかして言った。

ぼくは「それはいい考えだ」と思い、
近所の人を集めてスナック菓子作りをすることを
お母さんに勧めた。

それから一ヶ月に2回、
お母さんは近所の主婦を集めてスナック菓子作りを始めた。

材料費以外は取らないボランティアの教室だが、
集まる主婦たちが大喜びで帰っていく…

その姿をうれしそうに眺めるお母さんは
「何も楽しみがない」と言っていたのがうそのように輝いて見えた。

「誰かの役に立ってる」「自分のしたことで人に喜んでもらえる」
という喜びがお母さんをこんなにも輝かせているのだろう。

人間は、どんな状況下にあれ
何かの役に立つ喜びというのを感じるのだろう。

小さな子どもであってもお母さんから
「ありがとう、助かったわ」と言われると満面の笑顔で喜ぶし、
たとえ1日後死ぬかもしれない状況でも、
他に役立つことが「生きる支え」になることもあると思う。

がむしゃらに働いてきたサラリーマンがふと
「自分は誰からも必要とされていない」と感じたとき、
自分を犠牲にして子どもたちを必死で育ててきたお母さんが
「もう子どもは自分の手から離れてしまった」と感じたとき、
まさに「老い」を感じる瞬間ではないだろうか。





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